第2のテスラとなりうるか?ルーシッド考察

投資関連

こんにちは ミカエル2000です

今回は2021年7月26日にSPAC(特別買収目的会社)上場を果たしたルーシッド・モーターズ #LCIDを見ていこうと思います。SPAC上場というと通常のIPO上場と違い上場手続きの簡素化・迅速化が最大のメリットです。通常未上場の企業が独自でIPOを目指すには厳しい審査と時間・労力・金銭コストが必要となってきます。これにより実績を持たない企業も上場可能となったわけです。

ルーシッドは、SPAC企業チャーチル・キャピタルから21億ドルの現金を調達し、さらにサウジアラビアの政府系ファンドから25億ドル他たくさんの投資系会社から資金の調達に成功しました。

CEOのピーター・ローリンソン氏はもともとテスラの開発にも携わっていたほどのエンジニアでもあり、テスラと競争できる技術は持っていると言われていました。

EV市場はかつてないほどの競争となっていることから生き残れる企業は一握りだと考えられています。

ルーシッド 株価

https://www.bloomberg.com/company/?utm_source=bloomberg-menu&utm_medium=japan 参照

ルーシッドの現在(1/24時点)での株価は、37.75ドル。

上場来では16.12ドルでしたので234%増となっています。楽天証券で購入できたのが2021年9月頃でしたので20ドル前後だとすると、188%増となります。

私の場合現在900株(取得単価30.23ドル)ですので+25% +794,422円となっていますが、

多少レンジ相場の中でトレードを繰り返しましたので、実現益としてはもう少しプラスになっています。

現時点での時価総額が621億ドル(日本円で≒7兆4千億円)

フォードの時価総額が825億ドル(日本円で≒9兆9千億円)ですので、期待値の高さがわかります。

ルーシッドの主力製品でもあるルーシッド・エアの予約台数は2021年秋時点で1万2千台ともいわれていましたが、2020年の販売台数は2万台の予想を立てていますので、生産が追い付けば達成できない数字ではないと思います。しかし、昨今の半導体不足によりルーシッドでも自社工場・自社製開発・自社生産とは言え、影響を受けるのは必至ではないかと思いますので2022年の半期決算までは様子見のほうがいいかもしれないと自分では思っています。

※楽天証券参照

私の見ている指標はテクニカル指標で主に、SMA(単純移動平均線)200日移動平均・

パラボリック・MACDの3つを主に使っています。

決算

まだ売上があまり出ていませんので、(販売台数が少ない)B/S・P/Lも比較対象となりません

実績はこれからです

※楽天証券参照

2022年売り上げ予想値が22億ドル(日本円で≒2600億円)販売台数2万台となっています。

こちらも生産が間に合えば達成できない数字ではないでしょう。2024年にはSUV等の販売も開始し黒字化の予定となっています。

今後EV市場はより活発化し、テスラ一強時代から変わりゆくかもしれません。(ただ、テスラの場合はEV関連がその頃は主力ではないかもしれませんが)

https://www.hyogo-mitsubishi.com/news/car20170216180000.htm 参照

ルーシッドの強みはなんといってもカッコいい外観とインテリア、そして性能(517マイル・832キロ)です。ちなみにテスラモデルSでは405マイルとなっているので100マイルほど1充電あたりの走行距離が長いことになる。

重要視したいのは価格帯 主力製品のルーシッド・エア ≒8万ドル

上位グレードのがDream Edition Rangeが16万9000ドル(約1860万円)、Air Grand Touringが13万9000ドルと高価格帯となっている。

テスラの高級セダン「モデルS」や独ポルシェのEV「タイカン」などと競合することになるわけだが、それ以上の上級グレードを販売しているため、高級車志向の顧客やブランド化が図れるでしょうし、なにより高級車の利益率は低価格のものと比べて高収益を見込めるでしょう。

まとめ

先日アメリカで発表された2022北米カー・オブ・ザ・イヤー受賞は、ホンダ・シビックとなったわけだが、最後の3つまで残ったのがルーシッド・エアだった。

この受賞した車は爆発的に売れるということもあって注目している人も多かったと思いますが、惜しくも受賞を逃しました。しかし、最後まだ残る時点でやはり期待値が高い企業だと思いますし、これからの成長が楽しい企業でもあります

ポイント

 

①予約台数 1万台以上②2022年 予想販売台数2万台

③1充電での走行可能距離 517マイル

④時価総額 621億ドル

⑤2022年北米カーオブザイヤー ベスト3

⑥2021年12月 ナスダック100指数 ルーシッド組入れ

⑦現在CF赤字だが、自己資本比率79%

ポジティブニュースに連動して株価が動く

 

個人的には⑧ポジティブニュースで株価が上昇するので、非常に楽しみでもあります。

逆にネガティブニュース(例えば米証券取引委員会(SEC)の調査対象、特別買収目的会社(SPAC)との合併を受けたときには、44ドルあった株価は37ドルまで下落しました。

2022年はルーシッドにとっては結果を出し続けなければならない年でもありますので、厳しい展開がこれからも続くのではないかと思います。

私はとりあえず200日移動平均(28ドル)付近まで下落するようであれば、ナンピン買いを行い

それ以外のレンジであればこれまで通り短期売買を繰り返して少額利益を生み出せればと考えています。

以上 ミカエル2000でした

最後までお読みいただきありがとうございました

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